2014年11月30日日曜日

専門家とは誰なのか

ごらんのように原発事故に伴う住民の健康調査に関して検討している専門家会議が定例で行われています。
最もクローズアップされている子どもの甲状腺がん多発傾向については、
度々議論がなされてきましたが、検査を縮小する方向で検討が進められています。
しかしその理由には論理性が欠如しているため傍聴者からも異議が唱えられましたが、
それに対しては紳士的とは言い難い対応がみられたようです。
専門家は自分達こそが権威で他者からの意見は必要ないという立場なのでしょうか。
科学者が”わからない”ことから出発するのが基本であるように、
専門家もまた未知の領域については謙虚に衿を正すべきでしょう。
ましてや史上最大の公害問題なのです。その会議に被害住民が参加できないのも疑問です。
子ども達を護るためには、仮に多少大袈裟になったとしても安全側に軸足を置き、
予防原則に則ることが必要ではないでしょうか。
それは基本原則であるべきことの筈なのですが・・・

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