2014年11月30日日曜日

専門家とは誰なのか

ごらんのように原発事故に伴う住民の健康調査に関して検討している専門家会議が定例で行われています。
最もクローズアップされている子どもの甲状腺がん多発傾向については、
度々議論がなされてきましたが、検査を縮小する方向で検討が進められています。
しかしその理由には論理性が欠如しているため傍聴者からも異議が唱えられましたが、
それに対しては紳士的とは言い難い対応がみられたようです。
専門家は自分達こそが権威で他者からの意見は必要ないという立場なのでしょうか。
科学者が”わからない”ことから出発するのが基本であるように、
専門家もまた未知の領域については謙虚に衿を正すべきでしょう。
ましてや史上最大の公害問題なのです。その会議に被害住民が参加できないのも疑問です。
子ども達を護るためには、仮に多少大袈裟になったとしても安全側に軸足を置き、
予防原則に則ることが必要ではないでしょうか。
それは基本原則であるべきことの筈なのですが・・・

20141115_南相馬市 BACK BEAT


急遽行われた昨年のライブから約1年半を経て、再びの南相馬市ライブは福島初公演となる
小山卓治さんを伴い行われました。
また、本番前は白浜さんのご好意により地元縁のメンバーとでセッションが行われ、
(白浜さん、快くご参加を頂きましてありがとうございました)
この度は35名の方にTシャツを購入して頂いております。

遠方から泊りがけの方々もいらっしゃいました。
たいへんお疲れさまでした。お気持ちを持って足を運ばれたことに深く感謝いたします。
みなさん、どうもありがとうございました。

Tシャを購入されたそれぞれの方々がご家族やご友人・知人の方とこのテーマについて語りあうきっかけとなることを願います。
そしてそのきっかけは子ども達への見守りに繋がることを、また何方かへ伝えてください。


2014年11月3日月曜日

応急仮設住宅無償提供期間延長を求める署名について

掲題の件につきましては署名をするか否かの前に、
状況の把握が必要になるでしょう。
こちらで概要がおわかりになるかと思います。 
この避難支援団体は継続的に避難者の声を集めて、広く理解を求めると共に
必要な対応を訴え続けています。
いま尚避難が必要な状況があり、その状況への理解がなければ、
追い詰められた人達は声を上げる気力さえ奪われながら行き場を失っていくことになります。
本来は応急仮設住宅が担う問題と状況ではなくなっているのにも拘わらず、
行政の対応は遅れているばかりではなく、場合によっては避難者とみなす対象からも外しているかのような認識です。
被害の実相を理解することは、心に鉛が流れ込むような重さを伴いますが、
その認識がなければ、他人の犠牲に関心を持てない歪な人と社会になってしまいます。
どうか、今尚避難者がいることを、何故避難が必要なのかを、時ととして避難者がその行為を非難されることさえもあるという状況を考えてみてください。



2014年11月2日日曜日

支援メッセージ

白浜さん、新デザインを纏い盛り上がった様子です。
お疲れさまでした。観客のみなさんも楽しまれたことでしょう。
 いよいよ南相馬を残すのみとなりましたね。

ところで早速通販でご購入された方からメッセージを頂戴しました。
ご本人にお許しを頂きましたので以下にご紹介します。


「残念ながら、福島のライブは参加できませんが、
せめてTシャツで協力・応援させて頂ければ幸いです。
これからの皆さまのご活動、どうぞがんばってすすめて下さい。陰ながら応援しています!!
白浜さんのあたたかい意志をそして私達の小さな気持ちを、未来の子ども達へ橋渡しして下さい。
宜しくお願い致します。
また、縁あって福島の皆さん(や子ども達)ともつながったご縁に感謝し、
私では微力ではありますが、また何か協力できる事があればいいなと思います。
皆さま、お身体に気をつけて、これからもがんばってのりこえて下さい!
いつか、子ども達の笑顔に直接お会いできるかな?」

いつもライヴ会場や高玉屋さん、会合等で直接お渡しするときには
お声やお気遣いを頂戴することがありますが、
面識の無い方からのメールとなるとまた違ったありがたさを感じます。
こちらの方は2枚お求めになられましたが、
一枚は保存用またはローテーション、はたまたご進呈用かは定かではありませんが、
(余計なお世話ですね(笑))どうもありがとうございます。
たいへん勇気付けられます。もちろん子ども達へもそのお気持ちを届けます。
ただし、それは決して小さなものではありません。