2015年2月13日金曜日

「未来の福島こども基金」活動報告と甲状腺がんの症例数記事

「未来の福島こども基金 ニュースレター」にて活動報告がなされています。
みなさんのTシャツ一枚分のお気持ちが、どのような形で子ども達に役立っているかを
確かめていただくことはとても大切なことかと思います。
ご覧頂ければ、とても貴重なTシャツを着ていることがお分かりになるかと存じます。
また、何方かに状況を伝えて、何が必要なのかを一緒に考えてください。
  
本日の報道です。報道機関により説明の仕方が違います。
「甲状腺検査:福島の子ども1人がんと診断 疑いは7人」
 2巡目で初のがん確定診断 福島の子ども甲状腺検査 
福島県の2巡目検査、新たに甲状腺がん1人確定

予備知識が無いと恐らくわかりにくいかと思いますが、
「疑い」とは手術前であるという意味で、疑いの殆どが術後に「確定」となります。
注意深く読めは現在まで既に100人を越えていることがお分かりになるでしょう。
2巡目の8人の方は1巡目ではアラームが上がりませんでした。
殆ど日本では報道されていませんが、WHO(世界保健機構)は、小児甲状腺がんは1年間の潜伏期間で発症する可能性があることを発表しています。

手術対象の方からは多数の転移が報告されています。

手術には検査に基くガイドラインがある筈です。
スクリーニング効果による無用な手術とは言えないでしょう。
受診率の低下が非常に懸念されます。

2015年2月11日水曜日

球美の里にメンソーレ~保養先での子ども達


皆さんのお気持ちはこのように子供たちの保養に生かされています。
保養を行っている団体は他にもありますが、ショートでの2~3日が多いようで
球美の里のように9~10日程度の日程になるとそう多くはありません。
昨年のウクライナでは戦時下でいままでの保養先であるクリミアを諦めましたが、
他の地へ移して継続しています。保養日数も長いものです。
どんなに経済情勢が逼迫しても、国としては止める検討は無いそうです。
(ウクライナ当局関係者は視察で訪れる日本の政府や関係者には何度も必要性を説いているとのこと)

先日知り合いで地道に保養支援活動を続けている方々からお話を伺いましたが、
関心が薄まり寄付も減ってきたため、年々支援の継続が困難になってきているようです。
早く法制化により子供たちへの支援施策が充実して欲しいものです。 

2015年2月1日日曜日

【ライブ】2日13時半〜県民健康調査「甲状腺検査評価部会」

2月2日午後1時半より、「県民健康調査」検討委員会第5回「甲状腺検査評価部会」をライブ配信があります
 
日時:2月2日(月)13時30分~15時30分
会場:福島ビューホテル本館3階「 吾妻 」
議事:(1)甲状腺検査について(2)その他

平日の昼ですが、ご覧になれる方は是非ご自身で見聞してください。

本日、床屋のお兄さんが一枚購入してくれました。
どうもありがとうございます。
お仕事もし易いTシャツですので、理容師組合のお仲間の方にもよろしくお伝えください。

2月7日白浜さんが参加されるライブがあります。



福島在住ジャーナリストの報告

20141124UPLAN藍原寛子「健康調査は、いったいどうなっちゃうの?
~福島および関東ホットスポット、母親たちの希望と不安~
【前半】 【後半】

福島在住のジャーナリスト(元新聞記者)の方の報告です。
当然大手メディアでは報道されない内容です。
フリー・ジャーナリストの方へ圧力はかなりのものらしく、
撮影後に編集を余儀なくされたため、昨年11月の講演が今年になってアップされました。
福島だけの問題ではないということをあらためて考えさせられます。

先週24日にTシャツを購入された方、2枚目なのに同じ色ですがありがとうございました。

2015年1月11日日曜日

本年もよろしくお願い致します

あけましておめでとうございます。
昨年はたくさんのご協力をありがとうございました。
白浜さんの下へこのように入金通知が届いております。

一日でも早く法体制により子ども達を護る行政施策が整備されることを祈ります。

昨年、オフィスで購入していただいた方がおります。
その方はプライベートの仲間にも状況を伝えますと言ってくれました。
ご伝言をよろしくお願いします。

また、本日は行きつけの車屋さんの方が協力を申し出てくれました。
昨年修理で訪ねた際に福島の話題となり(震災・事故の当初からずっと心配してくれている方です)
T シャツの話しをしたところ旧デザインを希望されました。(こちらが好きな方、結構います)
私の手元の最後の旧デザイン(白浜さんの手元も在庫僅少です)が今年初の販売となりました。
副店長さん、こども達へのご心配とご協力をありがとうございます。
来月は行きつけの床屋さんヘXLを届けに行きます。店主さん、お待ちください。

みなさん、どうか良い1年をお過ごしください。

2014年12月31日水曜日

下半期締めご報告

皆さんのお心寄を頂きまして、本年の下半期締めにて71,200円を 寄付させて頂きました。
ライヴ会場で、高玉屋さんにて、またご縁があり、手売りにてご購入された方々の想いは、
子ども達の甲状腺検診や保養へ役立たせて頂きます。
ご理解とご協力に感謝する次第です。
どうもありがとうございました。

ご存知のように甲状腺癌は112人を数えており、たいへん憂慮すべき事態を迎えています。

この症例数を「スクリーニング効果での結果であり、探す必要なき検診・手術である」との意見もありますが、
実際はリンパ節と肺転移が報告されています。多臓器の遠隔転移を懸念する事態です。
術後の予後がいいと言いますが、転移を心配し、体調に影響し、薬を一生飲み続けます。
放射線に起因するか否かの議論は続いていますが、現状は待った無しです。
まずはこのアウトブレイクを認識して可能な限りの手を打たなければなりません。
必要なのは、多くの方々の認識でしょう。そこからしか展望は望めません。

また、南相馬市の特定避難勧奨地点が住民の理解を得ないままの解除となりました。
放射線管理区域相当の”線量”と言うよりは”汚染”が確認されている地域です。
正常運転下の原発作業区域では、放射線管理士が汚染状況を把握しており、作業員はその管理・指示下にあります。
当地はその管理下での作業区域となるレベルですが、現状は環境中が管理不能の汚染下です。
国はそこに強制的に帰還を命じています。
年末にお身内の方を亡くされた方もいますが、ご家族にとっては追い討ちを掛けるかのよう仕打ちでしょう。とてもお子さんを連れて還れるところではありません。
どうか皆さん、もしかしたら”ご自身であったかも知れない”また、”明日は我が身と家族かも知れない”と置き換えて一度考えてみてください。


 来年もたくさんの方々 に状況が伝わり、必要な助けの一助になればと思います。
本年はありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。

NO SURRENDR FUKUSHIMA

2014年12月18日木曜日

南相馬市特定避難勧奨地点解除への動き

今尚汚染による健康不安を避けられない地へ帰還させるために、
恐らくはアリバイ作りのような、対象地域避難者に対して解除を前提とした
住民説明会が開かれてようとしています。
その説明会に提出する為に、解除を止めるための署名活動がなされています。
12月21日の説明会へ提出する為に有志の方が署名を取りまとめて当日神奈川から南相馬市へ走るそうです。
シンプルに考えて”自治体がYES”と言わない限りそう簡単に国が勝手なことをすることは難しいはずです。
南相馬市が住民の健康を護る姿勢に立つことを促す為には、多くの意思の集約が必要となります。
その意思はやがて国の姿勢を正すことになり、全国の子ども達を護る未来へとつながるでしょう。