2016年12月31日土曜日

小児甲状腺がんの状況について~保養ワーキンググループ開催のお知らせ

検討会が行われる度の断片的な報道を目にする限りでは、
注視している方でも非常に分かりにくい状況かと想われます。
これまでの経緯や現状については先般お知らせしましたアワプラさんの報道
こちらのサイト によく纏められています。
事実が何を物語っているかについての理解と認識が高まることが、
子ども達への護りへと繋がると思います。


未来の福島こども基金の拠出先であるNPO沖縄・球美の里の保養にはいわき市の子ども達が最も多く参加しているそうですが、他の地域の子ども達も極力保養に行ける状況が望まれます。
今年の2月に白浜さんも参加されたワーキンググループが来年また開催されますのでお知らせします。とても熱心な方々が集います。



うけいれ全国・保養ワーキンググループ主催
              ほよっと全国交流会
      保養の存在意義をとらえなおし、今後の継続につなげるために

日時  201724日(土)午後~5日(日)午前まで
場所  福島県男女共同参画センター(福島県二本松市) 第二研修室
  JR東北線 二本松駅より徒歩12分 / 東北自動車道 二本松ICより車で5
      福島県二本松市郭内1丁目196-1 / 電話 0243-23-8301
□趣旨
原発事故から6年目を迎えるにあたり、保養の意義が問われています。保養を担ってきた人たちは一様に問題を抱えていますが、概して言えば、①資金の問題、②人材の問題(コアスタッフの疲弊も含む)、③内容、運営、スキルの問題、④募集方法、マッチングの問題、⑤リスクの対応の問題などがあげられと思いますが、とりわけ大きいのは、保養が現在、「どういった方々にどのくらい必要とされているのか」という問題です。原発事故被災地の状況の変化の中で、保養のニーズについて丁寧にとらえなおす必要も生まれてきています。
それらを踏まえ、今保養の継続のために必要なことは何かを整理し、具体的な活動につなげていけるような交流会になればと思います。
※「ほよっと」は、「保養」「ほっとする」等の言葉のイメージから作った造語です。実在はしませんが、「保養全国交流ネット」という架空の団体の略称でもあります。

□プログラム
241330分~1630分  テーマ別分科会(テーブルトーク)とシェアリング
…メインテーマは<保養をめぐる課題のピックアップ>です。個別のテーマは参加予定者に事前に提案してもらい、当日に発表します。
○同日 18時~2030分 夕食を兼ねて懇親・交流会with「福島-こころをつなぐ広場」(予定)
…パーティー形式で夕食を取りながら、福島県内で活動する団体とも交流をはかります。県内の活動団体(放射能測定や食品販売等)のブースの出展・出展を依頼する予定です。
259時~1140分  テーマ別分科会(テーブルトーク)とシェアリング
…メインテーマ<課題解決のデザイン>。前日に出た課題について、解決する方向をさぐるブレーンストーミングを行います。共同して課題に向き合うような具体的な一歩を踏み出すグループが結成されることも歓迎します。

□参加対象 (部分参加も可能です)
・全国の保養受け入れ団体のスタッフ等
・保養に参加している、または子どもを送り出している親
・保養送り出し団体関係者
・保養の支援団体等の関係者
418時からの懇親会は、保養参加当事者・送り出し団体関係者以外の現地団体の方の参加も歓迎。
□参加費  無料  ただし、宿泊、食事については実費が必要です。(宿泊と夕朝食合計で6500円程度の見込みです。)
□宿泊と食事について
・宿泊 20名程度までは男女共生センターでの宿泊が可能です。宿泊室は、主に洋式・ベッドの二人相部屋になります。宿泊の定員を超えた場合は、各自で付近のホテルなどの宿泊場所の確保をお願いすることになります。
・夕食 懇親・交流会の食事代(1500円~2000円程度)をお願いします。
・朝食 付近のレストランで食事ができますが、事前に申し込みをお願いします。施設の近くにコンビニエンスストアもあります。
□申し込み  申し込みのフォームを年明け早々に、メールで送ります。その時点で受付開始です。
宿泊、食事を申し込まれる方の第一次締め切りは、2017114日(土)です。(宿泊は満室になり次第締め切ります。)

□交通費補助について
 受け入れ団体の一般の参加の方には補助はありませんが、以下の条件に該当する方には、往復交通費の3分の2を目安に上限15000円まで、補助します(保養参加当事者など被災地の方は全額)。該当する方は申し込み時にご連絡ください。詳細の問い合わせも受け付けます。
・地域の保養団体のネットワークに所属する方で、そのネットワークから代表して参加するという了解が取れる方(ネットワークの規模などに応じて、13名の支給が可能です。)
・全国規模で活動する保養の中間支援団体の代表、役員、その団体が認めた関係者(一団体1名まで)
・保養参加当事者、保養送り出し団体関係者など主催者が認めた原発事故被災地からの参加者(基本的に全額支給)
・自動車による参加も補助します。(当団体規定による)
※交通費の補助は寄付や賛同金を財源としています。できるだけ低額の交通手段を選択してご協力いただけるとありがたいです。

□賛同金のお願い
 今回の交流会の実施にあたり、保養ワーキンググループあての寄付などを主な財源としていますが、不足分が生じる見込みです。交通費負担が少ない地域からの参加者の方などに、賛同金を協力いただけたら幸いです。(一口2000円、何口でも可)
<賛同金振込先>
 ゆうちょ銀行  口座名 311受入全国協議会保養促進グループ
・ゆうちょ口座から振り込む場合  記号 18570 番号 21582661
・他金融機関から振り込む場合
  ゆうちょ銀行 八五八(ハチゴハチ)支店 店番 858 普通預金 口座番号 2158266
□主催  311受入全国協議会 保養促進ワーキンググループ
□問い合わせ  小野  メール master_on7@yahoo.co.jp   TEL 090-9871-1419

2016年12月30日金曜日

LAST FIGHT IN FUKUSHIMA~南相馬 Back Beat 20161112

白浜さん、小山さんのそれぞれのサイトやFBにもコメントや写真が掲載されています。
オーディエンスと共に作り上げた素晴らしい空間がそこにありました。
当日の様子についてはお客様の中で素晴らしいリポートをされた方がいらっしゃいますのでごらんください。
作成者の方、どうもありがとうございます。

2014年11月に続き、会場では支援Tシャツを販売しました。
九州ツアー、本会場にてお買い上げの方々、ありがとうございました。
直接お礼をできずに申し訳ございませんが、
この場を借りて感謝申し上げます。
今回は地元bandメンバーより寄付を目的としたバザー出品の企画を設けました。
またメンバーの勤務先でありますパイオニア設計様よりも
多額のご寄付を頂きました。
こちらでも報告させて頂きましたが
上記の収入につきましては計72,000を未来の福島こども基金さんへ寄付しました。熊本支援マラカスの売上6,000円につきましては
小山さんが寄付された熊本県健康福祉政策課 義援金担当係
に寄付をしております。

 
今回はfast actが3組出演し白浜さんのご好意により再び地元bandが共演を果たしました。
御二人それぞれの熱いステージのあとのフィナーレは小山さん、白浜さんのバックとしても共演し
ライヴならではの素晴らしい時が流れました。ハヤブサが舞い平和を願う曲で締めくくられた夜。
会場の皆さんには楽しんでいただけたことかと存じます。
お忙しい中、ご参加くださった方々、どうもありがとうございました。
中には遠方からの方々もいらっしゃいました。また、参加できずとも応援も頂きました。
機会がありこの地を訪れた方々に少しでも状況を知って頂けたかと存じます。
機会がありましたらまた何方かに伝えて頂けましたら幸いです。
九州ツアーでお疲れの中での福島入りをされた白浜さん、小山さんとスタッフの方、
本開催に向けて様々な支援、お手伝いを頂いた方々に感謝致します。
どうもありがとうございました。

 白浜さんは3度目、小山さんは2度目の福島入りとなります。
常磐道をいわきで降り、久之浜の道の駅で食事をした後、6号線で北上しました。
風景の変貌を遂げる富岡駅に立ち、そこから時が止められた富岡町内を廻りました。
以前より線量は下ったとはいえそこは居住に適してるとは言い難い環境であることは否めません。
その富岡町では空家バンクの構想が進んでいます。
汚染地に6年間放置された家屋です。目的が違う気がするのは私だけでしょうか。


 除染土が並ぶ富岡駅周辺。駅舎や周辺の傷跡を象徴するかのような建物は段々と姿を消しています。
津波の傷跡が消え去ることと事故による汚染の状況が消し去さられようとしていることはひとつのコントラストを描いているかのようです。


           陸が下り砂浜が消失した小高区の村上海岸を塚原海岸から望む。
視界から海景を奪う防潮堤は本当に必要なのでしょうか。


 南相馬市原町区の復興住宅。仮設住宅から快適性は向上するでしょうが、お一人の方はコミニュケーションが大切な状況となります。目が届かずに起きてしまうこと哀しい事態を避ける注意が必要でしょう。
小山さんを撮りつづけているカメラマンの方がライヴから同行してあちこち撮影されました。
同じく同行された関東から駆けつけたファンの方も・・
状況を知る方が一人でも増え、またそこから認識の漣が拡がることでしょう。


 塚原海岸からの阿武隈山地を望む。2年前は夕焼けでした。

 当地を様々の分野の沢山の方々が訪れています。
恐らくですが、ガイドつきでくまなく廻った方はそう多くないでしょう。

今回も仮設住宅集会所で夜を過ごし、現地にお住まいの方の声を聞き、前回訪れた地を廻りました。プラントの位置からの土地勘をつかんだ上で小高区から原町区の避難先までの実際の避難ルートも体験しました。
被害の実相に目を向け、変遷を辿る視点で臨まれる方はもっと少ないと思います。
御二人の想いは歌を通して伝わってきます。


 6号線沿いの除染土置き場から遥か中通地方と仕切る形の美しい阿武隈山地。
除染不可能の巨大な放射性物質の固まりとなってしまいました。
カメラマンさんの要望から巡り合った原町区のひまわり畑。青い空の下希望への笑顔群のようです。

2016年12月28日水曜日

甲状腺検査の行方

県の検討委員会に関する報道です。
恐らくは間もなく落ちると思われますので下記が記事となります。

がん・がん疑い 新たに9人

原発事故のあと行われている子どもの甲状腺の検査に関する県の検討委員会で、
2巡目の検査でがんやがんの疑いと診断された子どもが
新たに9人増えて68人となったことが報告され、
原因などを慎重に調べていくことが議論されました。
県は、原発事故当時18歳以下だったおよそ38万人を対象に甲状腺の検査を行っていて、
27日は、検査の状況について専門家らが定期的に話し合う
県の検討委員会が福島市で開かれました。
この中では、ことし3月までに行われた2巡目の検査で、
がんやがんの疑いと診断された子どもの数が新たに9人増え、
68人となったことが報告されました。
1巡目の検査について検討委員会はこれまでに、
「放射線の影響とは考えにくい」とする見解を出していますが、
これで1巡目と2巡目をあわせたがんやがん疑いの患者は184人となりました。
2巡目の状況について、委員からは、「1巡目の検査のあと、短期間でがんが見つかり、
中には急速に大きくなっている人もいるのではないか」とか、
「がん患者の男女比では男性の割合が多く、チェルノブイリと似ているのではないか」
といった疑問が投げかけられました。
これに対して検査にあたっている県立医科大学の医師は、
「十分わからないこともあり、慎重に調べたい」と答えていました。
27日の検討委員会では、今後、甲状腺がんに関する科学的な知見を整理するため、
新たに外部組織を作る方針が確認されました。
12月27日 20時33分

今頃になって外部組織を作るそうですが、増えた数を見て慌てて火消しの機構を作るのでなければよいのですが。

2016年10月23日日曜日

失われた客観性を求めて

県民に寄り添う対応を 健康調査、福島で検討委

10/14の県民健康調査検討委員会にて「被災者に寄り添った立場の対応をまず考えるべき。その上で検査で『必要なこと』『必要でないこと』を判断した方がよい」と今後の在り方について言及した子供の甲状腺検査を評価する部会の部会長である清水一雄氏が部会長を辞任しました。 

「放射線の影響は考えにくい」に疑問 福島の甲状腺検査 評価部会長が辞表

 以前は影響は考えにくいとの立場だったようですが、2巡目検査での増加から見方が変わってきたようです。

 この件に限らず、社会的に問題意識が高まりそうなテーマに対して、権力や既得権益層が支持する主流から外れる発言をすることは、置かれた立場が社会的、経済的不利益を被る恐れがある場合、例えば家族を護る為にどのようなような振る舞いを求めらるのかについては誰でも想像はつくでしょう。 

また、福島民報、福島民友ではなく、北海道新聞であるところも、在り方を示唆しているかに思えます。 


 

2016年10月18日火曜日

甲状腺検査規模維持を県議会が請願採択


上記は福島県のHPの「各会派別の賛否の状況 [PDFファイル/269KB]」で参照できます。

毎日新聞が報じています。「福島第1原発事故 甲状腺検査規模維持を 県民健康調査、県議会が請願採択 /福島」
東京電力福島第1原発事故の影響を調べるために県が実施している「県民健康調査」の甲状腺検査について、県議会は9月定例会最終日の13日、検査規模の維持を求める請願を全会一致で採択した。
 検査を巡っては8月下旬、甲状腺がんと診断された子どもの家族らでつくる団体が対象年齢の拡大などを県に求める一方、県小児科医会は検査対象を絞り込むなど体制の見直しを要望している。
 請願は、自民、民進、共産、公明所属の4氏を紹介議員に、郡山市の市民団体「甲状腺検診の維持・拡充を求める会」(野口時子代表)が提出した。
 「検査規模の縮小は『早期発見、早期治療』という医療の原則に逆らうもの」と主張し、検査規模の維持▽検査を受けやすい環境の整備▽正しい情報発信−−を県に求めている。
 9月定例会は、今年度一般会計補正予算案や人事案など計56議案を可決・同意し閉会した。【曽根田和久】

報道が少ないようです。何故でしょうか。

2016年10月1日土曜日

2016.11.12 LAST FIGHT IN FUKUSHIMA

いわき市から南相馬市までバスがでます。
高速を使用して約1時間ですが、20キロ圏内を通過しますので、初めての方には状況を知る手ががり なるでしょう。
バス詳細はこちらでご確認ください。
当日はTシャツの他地元バンドメンバー出品の寄付バザーも行います。
ご参加をお待ちしております。

小児甲状腺がん検診を巡る状況について

小児甲状腺がんの増加状況に対して、検診を縮小しようとする動きがあります。
それに対して検診の更なる拡充を求める声があります。 
現在の検診結果状況はこちらに纏めがあります。
数え方や発表の仕方(発表時毎の人数や疑いと確定で分ける等で報道だけ見ると)で少なく見える場合がありますが、疑いは手術後にほぼ確定となり、転移、再発も報告されています。
この状況を憂いて任意団体の方々 が冊子を作りました。
こちらからサンプルを読むことができ、1部100円で購入も可能です。(事故時福島在住者は無料)
解りやすい考察と事象解説で読みやすい作りとなっています。
とりあえず状況の把握と理解、そして”何が求められるのか”を考えてみては如何でしょうか。 


2016年9月11日日曜日

支援Tシャツを購入された方へ

これまでにイラスト有りの支援Tシャツを支援購入された方へご連絡致します。
一部の生産ロットで数回の洗濯後に生地が破れ易い事象が確認されました。
 いつ何方へ販売したものかの特定が困難であり、全ての方のご連絡先も確認しておりません。
もし該当の事象に類すると思われる方がいらっしゃいましたら、
事象とご購入時期、購入方法(通販・直販場所)サイズと色をあわせて お知らせください。
折り返しのご連絡後に代替発送もしくはご返金にてご対応いたします。
ご迷惑とご心配をお掛けして申し訳ございません。
ご支援のお気持ちを尊重させて 頂きたいと存じますので、
ご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。

連絡先
LAST FIGHT 子供達支援Tシャツ事務局
address
info_last_figh <last_fight☆cap.ocn.ne.jp>
☆→@

2016年8月21日日曜日

原発事故 ふるさと離れて“保養”9000人余

いつもは直に消えることの多いNHKのニュースですが、まだ残っています。


東京電力福島第一原発の事故を受けて、放射線への不安から一時的にふるさとを離れて過ごす「保養」を行った人が、去年10月までの1年間にのべ9000人余りに上っていたことが分かり、調査を行った民間団体は「費用面などで支援が必要だ」としています。
5年前の原発事故のあと、幼い子どもがいる親を中心に、放射線への不安から夏休みなどを利用して一時的にふるさとを離れて過ごす「保養」が広がりました。

「保 養」について情報提供を行っている民間団体、リフレッシュサポートは、その実態を把握しようと、保養を受け入れている234の団体を対象に調査を行い 107の団体から回答を得ました。それによりますと、去年10月までの1年間に保養を行った人は、福島県の居住者を中心にのべ9301人に上っていたこと が分かりました。

滞在先は北海道から沖縄まで全国29の都道府県にわたります。受け入れの課題を聞いたところ、「活動の資金不足」が28 団体、「原発事故や支援に対する関心の低下」が18団体などとなっています。原発事故のあと、福島県は子どもたちの自然体験活動などに対して宿泊費や交通 費を支援する制度を設けていますが、県外では対象が6泊7日以上に限られています。リフレッシュサポートの疋田香澄代表は「実際にはもっと多くの人たちが 保養を繰り返しているみられ、家族と受け入れ団体の双方に費用面などで支援が必要だ」と話しています。

2016・11・24 Last Fight in Fukushima 白浜さん×小山さんライブ決定のお知らせ

2014年11月以来、2年振りにお二方のライブが決まりました。

  









白浜さんサイト告知
小山さんサイト告知 

オープニングは地元に縁のあるバンドが参加します。
2014年同様に開場では支援Tシャツの販売を行います。
みなさん、ご参加ください。

沖縄・球美の里 クラウドファンディング報告

Tシャツ支援寄付先「未来の福島こども基金」世話人でもあり、
久米島の保養施設「沖縄・球美の里」の向井理事長から
第一目標金額は達成しましたが、引き続きのご支援をお願いします。


2016年8月3日水曜日

広河隆一 チェルノブイリ最新報告会のお知らせ

沖縄・球美の里の保養施設の創始者であるDAYSの広河さんの報告会です。

広河隆一が7月にウクライナとベラルーシを訪問しました。 
 かつて甲状腺がんになって手術し、日本のプロジェクトで保養をおこなった子どもたちが 
 今母親になっていますがDAYS被災児童募金ではこのたび、その母子を招いて夏の保養を実施しました。 
 場所は黒海沿岸の保養施設「ユージャンカ」です。 
 この施設のメインの建物は広河がチェルノブイリ子ども基金の代表をしていた時に 
 日本の手で建設したものです。 
 参加者たちは子どもの頃、甲状腺がんの手術に直面したときに、何を感じて 
 何が心の助けになったのか、など話してくれました。 
 こうしたことで、広河は日本の今の時期に保養がいかに大切か思い知ったと言います。 
 福島原発事故から5年が経過し保養支援のための募金集めも困難になっている現在、 
 保養をもう一度考えなおすために、今回の報告をぜひともお聞きください。 

 そのほか、DAYS被災児童支援募金のこの4年間の報告もおこない、沖縄・球美の里に続く 
 新しい保養センターの建設プロジェクトのご支援の呼びかけもおこないます。 
 どうぞお誘いあわせの上おいでください。 



 「広河隆一 チェルノブイリ最新報告会」 

 日時:2016年8月24日(水)18:30~ 
 会場:北沢タウンホール2階 第一・第二会議室(下北沢駅5分) 
 https://kitazawatownhall.jp/map.html 

 主催:DAYS被災児童支援募金 
 後援:DAYS JAPAN 
 報告者:広河隆一(DAYS被災児童支援募金代表) 
 参加費:500円 

夏の保養情報 奈良県奈良市 奈良市青少年野外活動センター

どうもキャンセルが目に付きます。保険をかけてあちこち応募しているのでしょうか。
本来行けたのに諦める方もでるでしょう。
ボランティアの運営の方々もお困りになるでしょう。

以下転載です。

今年はじめて保養キャンプを開催予定の「保養の旅えんむすび」の成田と申します。

奈良県奈良市で22日から4泊5日で保養キャンプを予定していますがキャンセルが出ました。あと10名~12名ほど受け入れ可能です。必要な方へ情報が届きますようにご協力よろしくお願いいたします。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
保養の旅えんむすび
夏の保養キャンプ参加者募集!
2016年8月22日(月)~8月26日(金)4泊5日
参加費 大人8000円 
              こども4000円 
              2歳以下無料
(宿泊費、食費、保険、観光、プログラム参加費すべて含む)

※交通費補助あります。
  東北以外から参加の方はお一人2500円。
  東北から参加の方は半額。

定員は20名 (残り10名)
8月15日が申し込み締め切りとなります。
大人お一人(単身)での参加も可能です。
現地集合、現地解散となります。

食事はなるべく放射能汚染のない
オーガニク、無農薬の食材を使い
動物性のものを使わない
穀物菜食(ベジタリアン)料理となります。
主食は白米に雑穀が混ざったご飯になります。
会場は近鉄奈良駅から車で25分ほどの
奈良市青少年野外活動センターで開催します。
奈良交通のバスで近鉄奈良駅またはJR奈良駅から約40分。
家族(4名以上)で参加される方は個室をご用意します。
3名以下で参加される方は
相部屋になる可能性があります。
お知り合い同士のグループで参加される方は個別にご相談ください。
東大寺を参拝したり
柳生の里を散策したり
キャンプファイヤーをしたり
天体観測をしたり
楽しいプログラムを用意して
お待ちしています。
お父さんの参加も歓迎です。
現地集合、現地解散となります。
バスの時間の関係で送迎を必要とする方は
個別にご相談ください。
その他わからないことなどありましたら
下記のメールアドレスにてご質問ください。
なるべく柔軟に対応させていただきます。

参加申し込みはこちらのフォームより
お申し込みください。
スマホ、PCの方 http://goo.gl/forms/ftykaQwGTy
ガラケーの方 hoyounotabi.enmusubi@gmail.com

2016年7月7日木曜日

原発事故避難者への住宅支援の継続を求める意見書・請願・陳情など…採択自治体一覧

こつこつアップしようかと思っていたら、きちんとした一覧ができていました。

もっと取り上げられてもよいように思えます。

知らないことは無いことと同じです。

声が届いていることを、動こうとしている人々がいることを

また広めていきたいと思います。

2016年7月5日火曜日

誰もが隣人であるのなら

人の声が集約されていることは、もっと知られるべきでしょう。
それを切欠に考えることができるでしょう。
人間の資質とは、思い及ぶこと。想像力に他なりません。

東京都千代田区
東日本大震災自主避難者への支援拡充を求める意見書

山形県米沢市
東日本大震災自主避難者への「住宅無償提供」の継続を求める意見書の提出について 

新潟県新潟市
自主避難者に対する住宅支援についての意見書の提出について

夏の保養情報 山梨県北杜市白州町 (五風十雨農場)

以下転載です。

山梨の「4月3日のひろば」です。
今年も夏の保養プログラムを実施しますが、キャンセルなどで参加者を
追加募集しています。
あと数家族(10名程度)の受け入れが可能ですので、よろしくお願い
いたします。

里山の自然に囲まれた大きなログハウスに宿泊しながら、
川遊び、虫取り、テント体験、ピザ作り、キャンプファイヤーなど、
野外生活を思いっきり楽しめるプログラムです。
食事は薪や炭を使い、たらいで洗濯など、少しの不便を楽しみながら
スタッフと協力して共同生活する夏休みの日々は、きっと子供たちにも
得がたい体験になると思います。

◆◆◆親子でわんぱくキャンプ in 白州 2016 のご案内◆◆◆
【日程】2016年7月28日(木)~ 8月1日(月) 4泊5日
【場所】「五風十雨農場」山梨県北杜市白州町横手5128
【定員】大人と子供合わせて25名くらい
【参加費】(宿泊費、食事代、保険料含む)
 大人 10,000円 小・中・高 5,000円 幼児 3,000円(2歳以下無料)
【交通費補助】現地までの交通費の半額補助あり
【集合場所】 電車でJR中央本線「小淵沢駅」またはお車で現地
【問い合わせ先】
tsunagarunet43@ybb.ne.jp (関)
090-5345-8201 (塩原)

詳細は↓のチラシもご覧ください
http://tsunagarunet43.blog.fc2.com/blog-entry-81.html

4月3日のひろば-つながるネット
関 麻実子

2016年7月4日月曜日

原子力を選んでいない子どもたちを被ばくから守りたい

ニュースレター「チェルノブイリの子供達 2016年6月号」は4/23練馬文化センターで行われた
「チェルノブイリ30年・福島5年救援キャンペーン 
小出裕章講演会&チャリティコンサート」の報告です。
小出裕章さんの講演録(前半)やイベント参加者の感想などが掲載されています。

2016年7月3日日曜日

夏の保養情報 石川県七尾市(能登島勝尾崎キャンプ場)

以下転載します。 

みなさん、こんにちは、石川県内で保養プログラムを開催している「ふくし・かなざわキッズ交流実行委員会(FKキッズ)」代表のマスノと申します。

 今夏に計画した「能登の夏休み」をご案内します。また未定のみなさん、どうぞ参加をご検討ください。FKキッズの夏は野生を取り戻す絶好の機会、暴れたりない君と君、飛んで来い!


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 2016夏FKキッズ第19回プログラム「能登の夏休み」

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夏はやっぱりテント泊。朝から晩まで自然を満喫!

◉思いっきり遊ぶ
 FKキャンプには時間割がありません。ひとりひとりが1日の過ごし方を決めます。自然の中で思いっきり遊ぶ6日間。食事作りや洗濯も楽しんじゃえ。もちろん静かな時間も大事、宿題だっててやります。おきては三つ。「話し合う」「じぶんでつくる」「チャレンジする」キャンプです。

◉大きな家族
 生活はみんなでつくる大家族の雰囲気に包まれて営みます。自分の話を聞いてもらい、となりの友だちの話にも静かに耳をかたむける、団らんのひとときを大切に。

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日 程 2016年8月6日(土)~8月11日(木)(部分参加可)
会 場 能登島勝尾崎キャンプ場(石川県七尾市)
対 象 福島県や近隣にお住いの子どもたち、そのご家族
    ●強度の持病やアレルギーがあるお子様は、あらかじめお申し出ください。

定 員 15人(さらに石川県内在住の子供たちが若干名加わり交流します)

参加費 一人一泊2,000円 (参加人数、家族構成により割引)

    ・会場までの往復の移動は各自でお願いします。交通費は1家族20,000円を限度に半額を補助します。
    ・金沢駅からキャンプ場までの移動についてはご相談ください。

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お申し込み、お問い合わせは、下記のいずれかでお願いします。ホームページからお問い合わせください。
http://www.kazesan.net/pg306.html

参加ご希望の方は、次の内容を添え、メールまたはFAXでお申し込みください。

保護者名、参加者全員の名前、年齢(学年)、生年月日、郵便番号、住所、電話(自宅と携帯)、メールアドレス(PCと携帯)。

Fax   076-287-6824
E-mail fkkids@kazesan.net

お問い合わせは電話でも可能です。
 080-2341-3365(代表 マスノマサヒロ)
 090-5925-3353(副代表 権谷咲子)
 090-3768-4820(事務局 河崎仁志) 

主催■ふくしま・かなざわキッズ交流実行委員会
助成■キッズリフレッシュ21基金

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 「能登の家じんのびーと」の保養生活

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 さらに長期間の保養をご希望のみなさんには、「能登の家じんのびーと」に滞在する「保養生活」をご用意しています。基本は自炊、奥能登の豊かな自然に囲まれた田舎暮らしです。数家族の同時利用が可能。滞在費用は1家族1泊2,000円です。詳細は担当マスノまでお問い合わせください。

 滞在型プログラム 能登の家「じんのびーと」
 http://www.kazesan.net/pg364.html

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2016夏FKキッズ第19回プログラム「能登の夏休み」
http://www.kazesan.net/pg341.html

夏の保養情報 岡山県津山市(倭文の郷 久米ロッジ)

以下転載します。

津山(岡山)の保養が定員に達していません。
未だ10家族(30名弱)受入れ可能です。7/1から福島以外の方も受付けています。
東日本全域から募集しています。〆切7/20で申込も順です。お問合せください。
ママパパ美作ネット事務局 田口雄司

2016年6月30日木曜日

夏の保養情報 新潟県佐渡市貝塚 (佐渡保養センターへっついの家)



保養ねっとさんの伊豆キャンプは定員に達したようですが、下記はまだ参加可能のようですので、ご検討の方はお問い合わせください。

以下転載します。

 日本海に浮かんだ佐渡ヶ島で、ワクワク・ドキドキの夏休みを過ごしませんか! ―

佐渡ヶ島「へっついの家」
遊びと暮らしと、学びの夏保養キャンプ
2016・参加者募のお知らせ


はじめに
 「佐渡へっついの家」の保養キャンプは、支えあって暮らす共同生活体験です。マキでご飯を炊いたり風呂をわかしたり、畑のお手伝いもします。佐渡の豊かな海、山、野原で遊び、音楽や絵、演劇のワークショップもします。食べ物は安心なものを用意し、また、自然医学による健康相談や手当て法の講習会もあります。


    期 間: 7月31日(日)~821日(日) いつでも参加、帰宅ができます。

1期        7月31日(日)~8月7日(日) 
2期        8月7日(日)~8月14日(日) 
3期 8月14日(日)~8月21日(日)
  
※ 通しで参加できます。なお、722日~30日はへっついの家でNPO法人こめらの森によるキャンプが行われます(問合せ 電話090-4014-1164大西 )
7月31日、8月7日、14日、21日はバスが出ます。
   途中からの参加、帰宅は各家庭で送迎願います

● 会 場:  新潟県佐渡市貝塚 「佐渡保養センターへっついの家」
  ホームページ  http://saponet-sado.jugem.jp/?eid=31

    目 的:  海や山などの野外活動や暮らし体験、文化ワークショップを通して
      健康づくりと自然と共に生きる力を育む。
    
● 対象者:  福島県に住む高校生までの子どもと親子。(県外避難者を含む)
        低学年の子どもだけの参加は要相談。保護者同伴の場合は可。
    活動内容  海水浴、農作業、工作、マキ割り、風呂焚き、ごはん炊き、おやつ作り
テント生活、山歩き、街歩き、カヌー、ボート乗り、絵画、音楽、手当て法、プレーパークでの活動、演劇ワークショップ他

    定 員:  各15名(定員になり次第締切、直前のキャンセルはキャンセル料が
        発生することもあります。

    参加費: ひとり1日1、500円(食費、施設利用料、保険代)×日数
       
● 行 程: 
<出発日>  7月31日、8月7日、14日、
 集合: 福島駅西口(7:15) 福島発(7:30)― 新潟港発(フェリー
1235分)―両津港着15時5分。バスで「へっついの家」に移動、15時半着。
<帰路日>  8月7日、14日、21日
 両津港発 915分―新潟港着12時。バスにて福島へ。福島駅解散(16時半)

    参加の条件等
    自分の意思で参加すること。②友達と仲良くやれること。③身の回りの用意や片付けを自分でやる気持ちがあること。
     以上の条件にそぐわない場合や体調不良の場合は保護者と相談の上お帰りいただくこともございます。

    お問い合わせ、お申し込み
NPO法人ライフケア(担当:関 久雄)
 住所  二本松市松岡93   携帯   080-5227-2110
               メール  sekihisao4628@gmail.com 
電話、メールでお申し込みください。「申込み書」、「持ち物表」をお送りいたします。申込み書の返送と参加費の確認ができたら受付け終了です

● スタッフ
 ○ 関 久雄 (NPOライフケア)  ケータイ:080-5227-2110
○ 只野 勝久 (自然体験指導員) ケータイ:090-6226-2532

<振り込み先> 
ゆうちょ銀行  記号18240-16388581
特定非営利活動法人 ライフケア
(トクテイヒエイリカツドウホウジン ライフケア)             

2016年6月29日水曜日

上半期締め報告

本年の上半期は2万円を「未来の福島こども基金」寄付させて頂きました。
直近で東京と横浜の方よりご注文を頂きました。
子供達へのエールはしっかりと届けます。
ご協力を頂きましたみなさん、どうもありがとうございました。

2016年6月22日水曜日

この国の難民

避難区域外からの避難者の住宅提供打ち切りが来年の3月に迫っています。
果たしてその後の住宅確保ですが、NHKの報道では7割が未確定です。 
(NHKのWEB ニュースは足が速いのでキャッシュですが6/20の報道です)
避難区域さえ強行に解除を推し進める中、区域外からの避難者は更なる圧力と孤立感の中にいます。
言うまでもなく避難者という存在を失くせば(それがどのような形でも)
被害自体の収束感を演出できます。
指示無き避難が支持無く非難される現状があります。
また、避難指示区域内でも避難が解除されれば同じ立場となります。
更なる避難は全て自己責任にすり替わります。
避難に値する客観的妥当性を認識することなくこの問題を考えることはできません。
避難者の似て非なる状況についても思い及ぶ必要がります。
そして居住者の置かれた立場にも同様の配慮が要るでしょう。
”何故今尚避難が必要なのか、何故子供達に保養が必要か”については被害の実相の認識と想像力が不可欠となります。
これは汚染を被ったエリアだけの問題でなく、日本のみならず世界に影響を及ばす事象です。
子供達の未来は、常に社会の姿勢の影響下であることを忘れないようにするべきでしょう。


2016年6月13日月曜日

脱原発市民会議かながわ&ハーベストムーンLIVE 2016

昨日の新横浜は長丁場にも拘わらず熱気に満ちていました。
みなさんお疲れ様でした。
Tシャツ支援にご協力を頂きましたありがとうございます。
着用の際はなるべく宣伝してください(笑)
保養活動が活発になる時期です。

2016年6月1日水曜日

白浜さんライヴのお知らせ

今週末荻窪です。
駅から程近い場所で、今回で2度目の会場となります。
白浜さんが取り組みされている保養計画についてもお話が聞けるかもしれません。

また、小山さんとの九州ツアーも予定されています。
首都圏からも観にいかれる方もいらっしゃいます。
どうかお楽しみに。

2016年5月31日火曜日

福島のこどもキャンプin伊豆

昨年参加させていただいた伊豆の保養が今年も行われます。
国内ではあまり多くない長目の日程を支える方々への応援をお願いします。

これからの保養の形を考えるためのアンケート実施のお知らせ~未来の福島こども基金

これまでの保養に参加された方々の声が今後への礎となるでしょう。

このような意見を集約する地道な作業が、
延いては大きな意見形成へと繋がります。
たいへん貴重な活動です。

保養相談会のお知らせ~うけいれ全国

保養の裾野を拡げるべく保養団体の集約的活動を続けている、
うけいれ全国さんによる相談会が開催されます。

◆6月4日(土)13:00-16:40
 中通り相談会(福島県郡山市 緑が丘地域公民館)
◆6月5日(日)11:00-15:00
 浜通り相談会(福島県いわき市 生涯学習プラザ)

詳細はこちらより。

45団体の中からベストマッチを探してください。

また、郡山市の子供達限定ですが埼玉県坂戸での受入は下記より。
郡山市の小学生を坂戸市に招くプロジェクト>

2016年5月18日水曜日

田中一郎さんよりLAST FIGHTへ

ARBの初代ギタリストで白浜さんの大先輩、ご一緒のライブもされています、
田中一郎さんのブログに子供たち支援Tシャツが紹介されました。
大切なお仕事の日に着て頂いたとのことです。
大小さまざまな保養団体がありますが、
これまでの活動全体で約8,000人以上が保養に参加しています。
今後帰還政策により保養の需要は増えるでしょう。
活動の裾野の広がりによる下支えと、その存在を支援する認識が求められます。
この状況を一人でも多くの方へ伝えたい中、
たいへん嬉しい勇気づけに感謝致します。
どうもありがとうございます。

2016年5月8日日曜日

お坊さんにご協力いただきました

東京の歴史あるお寺のご住職さんよりTシャツ購入のご希望を頂きました。
機会を得てお礼方々お寺にも足を運びたいと思っております。
どうもありがとうございました。

2016年5月3日火曜日

ラーメン屋さんにて

東京のある有名なラーメン屋さんの大将にもTシャツ支援のご協力を頂きました。
食事を終えての帰りがけ、他のお客さん対応中で、簡単な説明しかできていないにも拘わらず
気持ちよく購入して頂きありがとうございます。
まだまだこの状況を知られていません。
少しずつでも認識を拡げたいとの気持ちで継続していきます。

チェルノブイリ30年・福島5年救援キャンペーン「小出裕章講演会&チャリティコンサート」

少し前になってしまいましたが、白浜さんのライブの翌日に掲題の催しへ出席しました。
沖縄・球美の里さん、チェルブイリ子供基金さん、未来の福島こども基金さんからの活動報告、
心和むコンサートを経て小出先生の講演がありました。
小出先生は最早説明が不要なほど有名な方で、講演活動の他多数の著作もあり、
お読みになられた方も多くいらっしゃると思います。
私も数冊は拝読しておりましたが、メディアで見る以外の生での講演は初めてでした。
事故前から一貫して原発の存在に警鐘を鳴らし続け、事故後は迅速に情報と知見を発表された方ならではの語り口に、満席の来場者は聴き入っていました。
事故後から今日現在まで続く事故の状況と被害の実相を、多角的な面から整理されてお話されました。
どのような方にも理解しやすく問題意識の参考になる内容でありましたので、
機会がありましたらみなさんにも聴いて頂きたいと思います。
先生にはTシャツ支援活動についても紹介させて頂きました。
これまでこの活動を支持して頂いたみなさんと同様に子供達を心配されています。

2016年4月25日月曜日

20160422_恵比寿


久方振りの東京。
白浜さんはコステロさながら何本ものギターを曲毎に変えて奏でました。
写真の他にも珍しくあまり見ないセミアコも使用し、昔のビートルズのポスターのようでした。
みなさんとても楽しまれたようで、帰りの笑顔が印象的でした。

開演前の販売ブースではTシャツへの質問が相次ぎ、
基金から保養への流れや実際の保養の運営についても尋ねられ、関心の高さに驚きました。
白浜さんの保養施設の準備基金にもご寄付を頂きました。
代々木の解散以来の方、既にお持ちで2枚目の方、初めて購入される方、
沢山の方々にお気持ちを頂きまして、どうもありがとうございました。
こんごともどうぞ宜しくお願いします。

2016年4月22日金曜日

恵比寿でライブです

直前となりましたが、恵比寿でエレクトリック・ライブです。
今回は九州地方の被災者への支援販売もあるようです。
良い週末の夜をお過ごしください。

2016年3月21日月曜日

白浜さん福岡ライヴのお知らせ

白浜さんが地元のご友人のお店でライブを行います。
ご自身の佐賀県にある「厳木スタジオ」での保養立ち上げ準備も始められるようです。
お近くの方は是非お楽しみの上、ライブ後は貴重なディスクを競り落としてください。

また、4月は東京でライヴです。 
Tシャツをご用意してお待ちしております。

保養に携わる方々

先月になりますが、保養活動をされている方々の集いが行われました。
白浜さんもご参加されてブログにもコメントされた会です。
この5年間、折れずに活動を続けてきたばかりですので、
活動報告や提起されるテーマ、多岐項目に渡る展望へのアイディア等々、
密度も濃く、そして想いは熱いものでした。
新参者で、お手伝いの入り口にいる私は勉強させて頂くばかり。
あらためて様々な方々がご尽力されていることを知りました。
この場をお借りして主催者・ご参加の皆さまにお礼申し上げます。
どうもありがとうございました。

みなさん、全国でそれぞれの背景とスタンスで活動をされているご様子です。
各団体の連携組織としては受入全国さんほようかんさいさん
等がありますが、まだ結び付きがない団体さんもいらっしゃるそうです。
活動停止が余儀なくされる方がいる一方、これから始められる方もいらっしゃるでしょう。
状況的に帰還を余儀なくされる避難者の増加に伴ない、被害の風化と反比例するかのように
需要は増えることが予想される中、団体間の連携は非常に重要なものとなります。
保養の実績が被害と保養の必要性を語る点から、その活動の集大成は行政側への
働き掛けをする材料にもなります。みなさんご自身の団体の活動で手一杯の中、
ジレンマを解決する手立てを模索しているようです。


ジャーナリストで沖縄・球美の里の創始者でもおられる広河隆一さんもご参加され、
皆さんと一緒に意見交換されていました。
広河さんが主催されている「DAYS被災児童支援募金」は「未来の福島基金」と同様に
球美の里さんの大口寄付者でしたが、保養の現状と今後への展望から、
裾野の拡がりも視野に入れ、様々な保養団体を支援の対象とする方向に舵を取りました。
保養期間が比較的長めで設備も整い受入数も多い分、球美の里さんにとっては資金面では
支援の必要性が増したようです。Tシャツの着用者が増える必要があります。
その広河さんが会場で話されましたが、保養に参加する子供たちに対しては、具体的な健康被害への懸念は口にしないそうです。
子供達の心に負担となる漣は起こさないようにとのご配慮には、振舞いと在り方について考えさせられました。
その理念は施設の運営マニュアルにも記されています。
また、これを読むとお子さん預るご配慮の一片をしることができますが、
たいへんなご苦労かと存じます。

関わり方は人それぞれで、できることも多様です。
どうか負担なくご自身ができることから始めてみてください。





2016年2月28日日曜日

井戸川前双葉町長と双葉消防隊の証言

先般お知らせしました井戸川前双葉町長の証言は多くの方のご出席のもと、
盛況のうちに終えました。下記より講演内容が視聴できます。
これまで断片的に知り得たこと、詳らかにされてこなかったことがらが、
原発が生まれた背景と経過、事故を齎すに至った姿勢を知ることにより
線が繋がっていくのがわかります。
そして原発事故被害が矮小化され被害者がマイノリティ扱いをされ追い詰められていく
メカニズムについても。

20160214 UPLAN【主催者映像・前半】井戸川克隆「3.11あのとき双葉町でなにが起こったか」

20160214 UPLAN【主催者映像・後半】井戸川克隆「3.11あのとき双葉町でなにが起こったか」

こちらには会の報告が纏められています。

その翌週に下記の放送がありました。

”あのとき”のもう一つの証言。井戸川さんの被爆体験状況を裏付ける形で双葉消防隊の方が当時の状況を伝えています。

(再放送は終わりました。オンデマンドで提供中です)

明日へ つなげよう 証言記録 東日本大震災 第50回「福島県浪江町~放射能と闘った消防士たち~」

5年後のメルトダウンの発表水漏れ再稼動

 当時関係者は誰もがメルトダウンを確信していた筈であり、当時の副知事だった現知事も本当に認識していなかったのでしょうか。

また、ボルトが緩んだ原因は特定に至っていないままです。

国民の多くの方がきちんと理解すれば、防げることは多々あることを知ってほしいと思います。

 

Tシャツを2枚ご購入された方がいらっしゃいました。

子供たちのために大切に寄付させて頂きます。

どうもありがとうございました。

2016年2月14日日曜日

子供を心配しない国とは

国際環境疫学会から届いた懸念の声をアワプラさんが下記に伝えています。
甲状腺がん「信頼性高いリスクの推定を」〜国際環境疫学会が忠告
また、津田博士の論文に対して福島県立医大が誤りを指摘しており
それに対する津田博士の回答も寄せられています。

月刊「世界」3月号で津田博士は「甲状腺がんの多発の問題は、論争の段階からすでに説得の段階に入っている。説得する相手は福島県や日本政府である。科学的根拠に基いた保健医療政策の立案が必要である。~今は対策を立てる段階である」と明言しています。

また同誌掲載の尾松亮氏は「ロシア政府報告書」からは事故の翌年から小児甲状腺がんの多発が読み取れるとの実態を報告しています。

わたしたちはリテラシーを問われているのではないでしょうか。

2016年2月13日土曜日

双葉町で起きたことは、日本のできごと

明日になりますが、下記の勉強会が開催されます。
井戸川元双葉町長が事故直後からの状況を振り返ります。
同時に事故以前に行われていた訓練を踏まえて、
本来、自治体が何をすべきだったのか、
何がなされなかったについて検証するようです。
断片的な報道の陰に隠れたままうもれていた事実が
当時者の証言を通して明らかになることにより、
人を護る姿勢のありかたが問われるでしょう。

そして、これから何をなすべきか、
我々ひとりひとりに問い掛けてくるでしょう。

2016年2月6日土曜日

保養を巡る状況について

昨年、数日間ですが保養の現場に立たせて頂きました。
子供達だけでなく親御さんも一緒に受入れての8泊9日は、
受け入れ側の献身的な努力の賜物です。
資金集めから準備、日ごと変わるカリキュラムの構成、
ワークショップを担当される方や現地ボランティアの手配・要請と対応、
食材に気を配ったメニューと賄い等々。
当然子供達の滞在中の怪我や病気にも備えなくてはなりません。
天候も予定に影響を与えます。臨機応変に対処しなくてはなりません。
はっきり言って運営の方々のお姿に頭が下る思いでした。
しかし、これが何時まで続けることができるでしょうか。
決してお若い方々が主催しているわけではありません。
ご自身のケアも必要で、ご家庭には介護状況もお持ちの方もいらっしゃいます。
身体的、経済的、事情的な面での余裕は年々なくなっていきます。
また事故の風化とともに寄付は減り、
状況に対しての理解を求めることにも難しさが進んでいます。
本来であれば事故後の急性期においては、
必要とされることもむべなるかなと思えるボランティア行為ですが、
本来、事故状況が詳らかになり、
その必要性から鑑みて、然るべき行政制度への移行が成されているべき時期です。
子供被災者支援法が骨抜きにされたままの状態であり、
昨年において政府からは新たな避難の必要性について否定的見解が表明されました。
閣議決定を覆すのは閣議決定しかないそうですが、現政権にそれを望むことは期待できません。
当面は今後懸念される活動の先細りを防ぎつつ、活動を継続しながら変革への働きかけを続けなくてはならないでしょう。
風向きを受けて止む無く活動をお止めになる方もいらっしゃるかと思います。
また、これから活動を始められる方々がいらっしゃれば、その立ち上げから軌道に乗るまでのサポートも必要でしょう。白浜さんもお考えのようです。
それを行う為には、多くの方々の協力体制に基く、しっかりとした基盤づくりが望まれます。
そして、避難に伴ない失われた日常を取り戻せないままの”親御さん”の未来についても考えなくてはなりません。
大人の生業が困窮すれば、その生活環境下におかれる子供達は必ず影響を受けることになります。避難区域内の方も避難解除となれば過酷な状況がより逼迫してきます。
この状況を知る我々大人たちの姿が、最も問われていることは言うまでもありません。

僅か数日間、お手伝いと言えるほどお役に立てていない若輩者です。
理解できていないこと、思い違いもあるかと存じます。
よいアイディアをお持ちの方は是非ご教示ください。

参考:FFTV夏の保養特集

2016年1月28日木曜日

二つのお知らせ 白浜さん東京ライヴ・live at Ebisu CreAto チェルノブイリ30年・福島5年救援キャンペーン「小出裕章講演会&チャリティコンサート」

待望のエレクトリック・ライヴです。
福岡の方を羨んでいた、 お待ちかねの方も多いかと存じます。
春の恵比寿を彩る夜になるでしょう。
金曜の夜です。楽しみましょう。

place:恵比寿CreAto
date:4月22日(金)
Open:18:00 / Start:19:00 
fee:前売¥4000 / 当日:¥4500 ※(1D・税込)
2月1日よりチケット販売
イープラス、恵比寿CreAto(元ライブゲート)
(問):恵比寿CreAto 03-6427-5273 ※16:00~22:00(不定休) 
Eメール:ebisu@creato.bz

~ 原子力を選んでいない子どもたちを被ばくから守りたい ~

連日となりますが、こちらにも足を運んでください。
毎年よい演奏とたいへん大切なお話が聞ける催しです。

  • 2016年4月23日(土)19:00開演(18:30開場)
  • 練馬文化センター 小ホール(西武池袋線・西武有楽町線・都営地下鉄大江戸線「練馬駅」北口より徒歩1分)
  • 定員 520名
  • 入場料 予約2000円 当日2500円(全席自由)

2016年1月27日水曜日

新しい出会いは吹く風のように

先般の講演は、直近の開催案内にもかかわらず、
沢山の方にお越しいただきました。

会場の後使用にキャンセルが出たお陰で、
延長意見交換会にも残る方が多く、
またその最中に保養参加の方も駆けつけてくれました。

さまざまな立場の方、活動されている方、避難者の方、支援者の方、
初対面の方も多いなか、新たに異なる立ち位置の方々が貴重な講演をベースに、
熱の有る、また心情溢れるお気持ちが交わされたことを嬉しく思います。

講演者の方々、運営スタッフの方々、お疲れ様でした。
これからもこの繋がりの拡がりをつくっていきましょう。

ご参加されたみなさん、どうもありがとうございました。


2016年1月23日土曜日

子供たちを想い欧州へ渡る人~小林さん講演のお知らせ

小林和彦さんのお話をします。
2013年に横浜市で講演をされた際にお会いしました。
群馬県出身で大学卒業後、30年ドイツで暮らされた方です。
帰国後に原発事故を受け、汚染被害地の子供達を案じており、
事故から毎年欧州へ渡り、かつての生活経験とネットワークを生かし、
馴染みのあるドイツをはじめ欧州各国数十の都市で原発事故被害者の窮状、
子供達の未来への憂いを説いている方です。
福島各地へも度々訪問されて現地の状況にも触れています。
講演活動の際に集められた募金は、帰国後に原発事故被災の子供達へ役立てる為に
各方面へ寄付されています。(毎年の渡航費は自費負担だそうです)
毎年夏の伊豆に子供達を受入れている保養ネット・よこはま」さんへも寄付をされています。

この方が1・24(日)に昨年のドイツでの活動について横浜で講演をされます。
ドイツ居住経験者の視点による当地での聴衆の反応や意見を聴ける機会となります。
他にも下記の方の活動報告も行われます。


『反核反原発・ドイツ講演報告会』
講師:小林和彦さん
日時:1月24日(日)1:00開場 開演1:30-終了3:40
会場:神奈川県民サポートセンター15階1501号室
Hsinkの活動報告と計画       
保養ネット・よこはまの活動報告と計画    
ばぶさんの宮城&岩手支援訪問報告
共催:Hsink  保養ネット・よこはま 

なぜ、未だにこのような活動が必要とされるのか、
その現実を考える機会となります。

避難者の方、支援者の方、
さまざまな活動をされている方、
そしてまだ心の中で風化していない方々等々、
お時間が許す全ての方々に広く聴いて欲しいと思っております。

未来の福島こども基金さんのFBでもお知らせを頂いております。
お気遣いに感謝する次第です。
どうもありがとうございます。

2016年1月21日木曜日

2015年下半期分

ご協力、ご支援を頂きました皆さま、
昨年はお世話になりました。
本年も宜しくお願い致します。

報告が遅くなりましたが、
昨年上半期分として1万円を年末に未来の福島こども基金さんへ寄付させていただきました。

ご購入頂きました方々に感謝しております。
どうもありがとうございました。

また今年も機会をつくり、現状を知る繋がりを、
認識からアクションへの働き掛けをしていきたいと思います。

今後ともよろしくお願い致します。