2016年3月21日月曜日

保養に携わる方々

先月になりますが、保養活動をされている方々の集いが行われました。
白浜さんもご参加されてブログにもコメントされた会です。
この5年間、折れずに活動を続けてきたばかりですので、
活動報告や提起されるテーマ、多岐項目に渡る展望へのアイディア等々、
密度も濃く、そして想いは熱いものでした。
新参者で、お手伝いの入り口にいる私は勉強させて頂くばかり。
あらためて様々な方々がご尽力されていることを知りました。
この場をお借りして主催者・ご参加の皆さまにお礼申し上げます。
どうもありがとうございました。

みなさん、全国でそれぞれの背景とスタンスで活動をされているご様子です。
各団体の連携組織としては受入全国さんほようかんさいさん
等がありますが、まだ結び付きがない団体さんもいらっしゃるそうです。
活動停止が余儀なくされる方がいる一方、これから始められる方もいらっしゃるでしょう。
状況的に帰還を余儀なくされる避難者の増加に伴ない、被害の風化と反比例するかのように
需要は増えることが予想される中、団体間の連携は非常に重要なものとなります。
保養の実績が被害と保養の必要性を語る点から、その活動の集大成は行政側への
働き掛けをする材料にもなります。みなさんご自身の団体の活動で手一杯の中、
ジレンマを解決する手立てを模索しているようです。


ジャーナリストで沖縄・球美の里の創始者でもおられる広河隆一さんもご参加され、
皆さんと一緒に意見交換されていました。
広河さんが主催されている「DAYS被災児童支援募金」は「未来の福島基金」と同様に
球美の里さんの大口寄付者でしたが、保養の現状と今後への展望から、
裾野の拡がりも視野に入れ、様々な保養団体を支援の対象とする方向に舵を取りました。
保養期間が比較的長めで設備も整い受入数も多い分、球美の里さんにとっては資金面では
支援の必要性が増したようです。Tシャツの着用者が増える必要があります。
その広河さんが会場で話されましたが、保養に参加する子供たちに対しては、具体的な健康被害への懸念は口にしないそうです。
子供達の心に負担となる漣は起こさないようにとのご配慮には、振舞いと在り方について考えさせられました。
その理念は施設の運営マニュアルにも記されています。
また、これを読むとお子さん預るご配慮の一片をしることができますが、
たいへんなご苦労かと存じます。

関わり方は人それぞれで、できることも多様です。
どうか負担なくご自身ができることから始めてみてください。





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